恋華。

私の世界で一番好きな人は現在31歳の公務員です。もちろん独身。以前のリストカット事件の現場に居合わせた人です。
（そのリストカットもその人と別れるのが嫌でそれならもう死んでやれって思ってしたんですけれども）

私の病気に全く理解のない人です。
「薬を飲むな」とかよく言われました。

何で!?って思うけれど、彼の過ごしてきた人生の中に私のような人間が居なかったからなんだと思います。初めて出会った異質な者…それが受け入れ難かったので別れたというのが一番の理由だと思います。

半年ほど付き合って私も病気であることを必死に隠していました。もちろん病名は伝えてあったのですが、彼の前でパニックになったりしないように必死に我慢して…。一番支えて欲しい人に理解されなかった辛さはあります。

でも、私は彼のことが大好きでしょうがないんです。

大人で一匹狼みたいな鋭さを持ち合わせていながらそれで居て少年のような屈託の無さで笑う彼。
私は彼独自の世界が大好きです。彼の哲学をこよなく愛し、そしてついたいけたらどんなに幸せだろう・・・と思うからこそ病気を隠し彼と過ごす事を今でも望んでいるのです。

別れて4ヶ月。今でも彼のことが大好きです。